皆さまが普段よく耳にする歯周病ですが、実は歯周病の菌が、全身への健康に悪影響を及ぼすことが最近の研究ではわかっています。なぜ、歯周病の菌が全身へ悪さをするのでしょうか。
①体の中で一番、細菌が多い場所はお口の中です。(歯垢1g:細菌数1000億匹、糞便の3倍)
②血管を通じて歯周病菌が体内(全身)に侵入。(体の臓器の中で、体内から体外を貫通しているのは歯だけ)
③気管を通じて歯周病菌が体内(肺)に侵入。(死亡率第4位の誤嚥性肺炎の理由は口腔内細菌の侵入と嚥下障害)
先ほど、歯周病が全身へ悪影響を与えることについて触れましたが、実は生活習慣病の1つである「糖尿病」が歯周病も悪化させることがあるのです。
日本では、糖尿病と強く疑われる人が約890万人、可能性を否定できない人が約1320万人、合わせると2,210万人いると推定されます。(平成19年国民健康・栄養調査より)
歯周病が進行して重症化すると、通常の治療では対処が難しくなります。「歯を抜かなければならない」などの理由で治療を諦められる方、歯科医師に治療を断られる方も中にはいらっしゃるほどです。
院長は、日本最大規模の歯周病スタディグループのひとつ「SJCD日本臨床歯科医学会」の研修会やセミナーへ、積極的に参加しています。そこで最新の歯科医療を学び治療現場へ持ち帰ることで、重度の歯周病の方でもしっかりと対応できる体制を作っております。
当院では歯がもう残せないと判断できるもの以外はできるだけ歯を抜かないように患者さまと良くコミュニケーションをとりながら治療を進めております。
歯周病がなかなか改善しない方、症状が進行してしまいお悩みの方も、ぜひ当院にご相談ください。
歯周病というと、何か特別な病気のように感じられるかもしれません。しかし、歯周病は生活習慣病の一種なのです。歯や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にある溝)に付着した歯石やプラーク(歯垢)が、歯周病を引き起こす原因のひとつです。ですから、歯周病を改善したり予防したりするためには、生活習慣を改めていく必要があります。
当院では患者さま一人ひとりに担当の歯科医師・歯科衛生士をおつけし、生活習慣の改善、そして歯周病の改善へお手伝いをしております。歯石やプラークの除去をはじめ、生活習慣を改善するためのアドバイスや、患者さまに適した歯ブラシや歯みがき方法のご提案などがその一例です。同じ者が継続して患者さまを担当いたしますので、お口の中の変化に気づきやすく、よりきめ細やかなケアをご提供できます。また院内では歯ブラシなどのケア用品も販売しておりますので、どのような用品を購入したら良いかわからない、という場合にもご安心いただけます。
当院は歯周病を効率的に改善し再発を防ぐために、ご自宅でのセルフケアについてのサポートまでを丁寧に行う歯科医院です。歯周病でお悩みの方は、お気軽にお声がけください。
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
月・火・水・金:
午前:09:30~12:30
午後:14:00~18:30
土曜日は9:00~13:00、14:00~17:00
休診日:木曜日・日曜日・祝日
※祝日がある週の木曜日は診療しております。